風疹にかかるとどうなる?感染源から身を守る。感染症予防に最強の対策とは。

風疹が急増しています!
風疹とは何か。
家族を持つ私達。これから子供を産まれる家族、
既に子供がいる家族は特に知識を持ち、対策をし、
リスクは事前に防ぎましょう
それが我々親世代の努めです。

風疹にかかるとどうなるか

主な症状は多い順に
発疹
発熱
リンパ節の腫れ
関節痛・関節炎
その他、鼻水、のどの痛み、下痢、倦怠感という症状が出ます。
インフルエンザだと発疹はありませんが
インフルエンザに似た症状であると言えます。
ただ、
一番注意が必要なのは妊娠初期の感染!!
この場合
親が感染するだけでなくお腹の中の赤ちゃんに影響がでます!!
妊娠20週くらいまでは要注意です。
難聴、心疾患、発育の遅れなど、
保護者にとってはとても心配な状況となります。

風疹はどうやって感染するのか

飛沫感染
くしゃみや咳でウイルスが含まれてた唾液などが飛沫し感染経路となる。
接触感染
ウイルスが付いた状態の手で、口や鼻などを触ることで感染経路となる。
感染源
感染の経路が上記の2点であることを考えると
感染源は予想つきますね。
・家族 
・職場 
・友達 
そうです。かなり身近な存在の方が殆どということになります。
外部の会議や会合での食事だったり、電車の中とか不特定多数の方との接触がある
ということもあるかもしれません。

かかりやすい職業はあるのか

感染性ですから、集団で仕事をしている会社員がほとんどであり、
職業別に差があるかといえばなさそうですが
リスクの高い職業は存在します。
医療従事者です!
医師、看護師、理学療法士、放射線技師、介護員
各助手や医療事務の方もリスクは高くなります。
不特定多数の方と接触するので当然ですね。
そういう意味では、他のサービス業でも同じことが言えます。
医療従事者は知識もあり、対策も立てているいわゆるプロですから
組織的な対策、意識も高いです。
一方、大型テナントのショップにお勤めの方や
飲食店にお勤めの方も注意が必要です。
職業というよりは個人の意識で対策が必要!!

ということですね。

現代の風疹感染者の特徴

今は男性が圧倒的に多いという統計がでています。
なぜなら、風疹予防接種を実施していない人数が多いからです。
これは国の政策で
予防接種対策事業の対象に男性が入っていなかったのです。

私達ができる対策は

近年また流行の兆しがあるため国は対策に乗り出しました。
それが厚生労働省発表の追加的対策です。
対象男性は無料で抗体検査を受け、抗体が無い場合は無料で予防接種をうけることができる
というものです。
抗体があるということはウイルスに対抗できる体であること
抗体がないということはウイルスに感染しやすいということ
といったことが血液検査でわかります。
忙しい会社員が殆どのため、
会社の健康診断等の際に一緒に受けることができます
詳しくはこちらにまとめてありますのでご覧ください。↓

過去に風疹の予防接種を受けたことがあるかわからない場合

自分が風疹の予防接種を受けたかどうか
これはハッキリいってわからないと思います。
上記の図をみて該当していたら受けているはずですが
それだってわかりません。
調べる方法としては
・母子手帳を確認する。
この一択です。
母子手帳の役割はすごいんです。実は。
お母さんの育児記録だけではないのですね。
しかし、今は実家にいないとか、もう母子手帳がどこにあるかわからない
という方など、母子手帳での確認が困難なこともあると思います。
その場合は抗体があるかどうか調べるしかありません。
市町村で助成事業を行っておりますので確認してみてください

大切なのは人それぞれの意識

風疹に関わらず、感染性の病気はかかりたくてかかるものではありません。
不運にも感染するケースは多いです。
その殆どは感染している人が
ただの風邪だろうと、勝手に自己診断をしています。
これが一番危険です。
仕事忙しいから休めない・・・
これは本人もそうですが会社の考え方、
むしろ日本の社会がまだまだそういう考え方が根底にあるのです。
仮に風疹かも知れないと会社を休んで、受診の結果風疹ではなかった
となった場合、休んだことに罪悪感を感じますか?
仕事を休んだことで会社に少なからず迷惑はかかるかもしれません。
でも、もし風疹にかかっていることに気づかずに仕事して感染を拡大させたとしたら、
更に甚大な迷惑をかけるのです。
そう考えるべきです。
自分は正しい、自分はこんなだけど頑張っているんだというのはあくまでも
自分本位の考え方です。
自分の事だけ考えない、回りの人のことも考える。
子育てでも子供に同じことを言っています。
大切なのは人それぞれの意識になるということです。

まとめ...うがい手洗い最強説

ちなみに私は喉がとても弱く、よく扁桃腺が腫れ風邪をひくことが多かったのですが
今、うがいと手洗いを習慣化して10年位は経ちます。
出勤後、10時、食事前、退社前、帰宅後
これに加えて、外出したら必ず一番最初に行います。
これで普通の風邪はひかなくなりました
胃腸炎とインフルエンザは家族内感染でかかったことがありますが
ここ数年は無傷です。
感染性の病気については、
流行時に手洗いやうがいをするだけでは不十分です。
日頃から、手洗いとうがいは習慣化することをお勧めします。
感染性のものはいつ誰が発生源になるのかわかりません。
風疹に関しては罹る率は低いかもしれません。
でも実際月に数件はまだ発生しています。
目に見えない分、自己防衛するしかありません。
まず、まだやっていない場合は風疹抗体検査を受診しましょう。
あとは
日々の生活で清潔と健康を心掛け、うがい手洗いを習慣化しましょう。
自分のため、家族のために。
うがい、手洗いは最強です!
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