健康診断を受ける時の服装についての悩みを解決します。
1年に1回の健康診断ですから、普段気にしないことまで気になったりするものです。
始めに結論を書いてしまうと
服装は基本的には何でもOKです!
ただ一部注意事項があります。
健康診断には様々なパターンがあります。
受診時の服装もそれぞれです。
✔何を着ていけばいいのか?
といった疑問点について解説していきます。
男性の服装を中心に説明しますが、女性にも応用可能です。
この記事を書いている私は、健診専門施設で15年以上勤務しております。
様々なケースと遭遇しており、実際の健康診断現場については、ある程度根拠のある内容と考えていただいてよいかと思います。
健康診断を受ける時の服装のパターン
健康診断の時の服装を考える時にパターンがあることを知っておきましょう。
健診機関の受診着に着替える場合
自分の服でそのまま受ける場合
健診の種類で見てみると
・『人間ドック』の場合は受診着に着替える。
・『定期健康診断』の場合は自分の服でそのまま受診する。
このパターンが多いです。
次の項で、その理由を説明します。
健診の種類で服装が違う理由
人間ドックの場合
人間ドックは検査項目が多く、拘束時間も長いです。
そのため、リラックスできる服装、そして何よりも検査がやりやすい服装になっています。
✔検査の時に邪魔にならないように
✔腕がまくりやすい(採血、血圧、心電図等)
✔裾をまくりやすい(心電図等)
✔腹をだしやすい(エコー、心電図、診察等)
✔受診着はパジャマのような生地で着ていて楽。
このように、受診する側もリラックスでき、かつ検査の時に無駄な作業がないわけです。
これが、検査する側にとっても効率的でよい方法なのです。
定期健康診断の場合
定期健康診断は大体仕事途中に受診することが多いのではないでしょうか。
そのため、着替えはしないことが多いです。
検査項目も多くなく、待ち時間含めて1~2時間で終了しますね。
健康診断の時は何を着ていけばいいのか?
では健康診断当日は、何を着ていけばいいのでしょうか。
先ほどの2つのパターンに分けて説明します。
人間ドック
着替えるのでなんでもOKです。
ただし、脱いだり着たりが楽な服装がいいでしょう。
通常、渡される受診着の中はパンツ(下着)以外は全て脱ぎます。
ただ更衣室での着替えになるので、基本的には当日の服装は特に気を使う必要はありません。
※ちなみに女性もストッキングやブラジャーを外します。
定期健康診断
先ほども書きましたが、定期健康診断は着替えがない場合が多いです。
ポイント①
仕事の最中での受診であれば、制服等です。
そのままの姿で仕方ありません。
ただ、制服等があまり汚れている場合は着替えましょう。
不特定多数の人が、同じベッドを使ったり、同じイスを使ったりします。
このようなことは、受診上の注意等には記載がありません。
ここは気遣いの程度の話ですね。
ポイント②
私服の場合は以下に気を使うといいでしょう。
✔腕や裾がまくりやすいことが
✔ゆったりとした服装が望ましい
✔スーツ等で行く必要はまったくない
健康診断は大げさに言えば、パジャマのような服装が本人も検査スタッフもストレスがなく健診が出来ます。
以下を考えてみると何となく想像しやすいです。
✔採血時は腕まくりをする。
✔血圧時は腕まくりをする。
✔血圧は服の上から計測することもあるが、厚すぎてはダメ。
✔腹囲測定はお腹を出す。
✔胸部レントゲンは上半身Tシャツ1枚程度で撮影する。
✔心電図検査は腕、足、胸をまくる
健康診断におすすめの服装は?
健康診断におすすめの服装は
Tシャツとハーフパンツ!
間違いなくこれが最強です。
寒い時期については、
ジャージのセットアップ!
パーカーのセットアップ!
これがおすすめです。
「ジャージのセットアップ」というと、休日のおじさんとか、学校の体育の先生を想像するかもしれませんね。
私がおすすめするのはそういうのではないのです。
こんな感じですね。
今はジャージもオシャレですから、下手な私服を着ていくよりもずっといいです。
こちらは激安おすすめ商品です。
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健康診断はトレーニングの一環。
体づくりの一環で、チェックの日です。
スポーツジム感覚で来てもらう。
そう考えるとジャージがベストです。
健康診断の際にNGな服装は?
服装は本当になんでも大丈夫です。
ジャージがおススメですが、本当に何でもいいです。
検査に支障がある場合は、脱ぐだけですから、受けられない検査はありません。
とはいえ、NGもあります。
✔上下つながった服
✔プリントが濃いTシャツ
✔Tシャツ等プリント内にワイヤー等を使用しているもの
※女性でいうとブラジャーは胸部撮影時脱ぐ必要があります。
レントゲン写真にワイヤー部がうつるからです。
✔着たり脱いだりが面倒くさい服装
✔腕時計、ネックレスなどの装飾品外す
※レントゲンにうつってしまうから
健康診断の服装【まとめ】
健康診断時の服装についてまとめてきました。
結論は
これが全てです。
ただ健診種別や検査内容により、色々なパターンがありますから、注意しなければならないこともあります。
検査項目によってはそれぞれ体を露出する部分が違いますし、スムーズに検査する必要があります。
とはいえ、
健康診断を実施する側はプロですから
・服装だけで注意をする
・健診自体受けさせずに帰してしまう
という事態にはなりません。
今回、おすすめの服装についての内容と共に、1つの考え方で服装自体に変化がでるのではないかと考えています。
それは、
健康診断日は、日常のトレーニングの成果を図る日である。
という考え方です。
健康診断自体、無駄だという人も多くいますが、私は全然無駄と思っていません。
ダイエットや肉体改造のマイルストーンなのです。
トレーニングの一環と考えれば服装はジャージでも全く問題ありません。
家のパジャマのような、ダルダルのジャージではなく
アスリートのような格好いいジャージでしたら全く恥ずかしくはないし
むしろお互いが楽。
win-win の関係がつくれるということです。
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