溝口勇児vs大物政治家は溝口氏のTKO勝ち。政治家がガーシー事件から学ぶべきこと

先日溝口さんが大物政治家から圧力をかけられたというXでのポストが発端となり、一騒動に発展していましたが…

ついに決着が見られたようです。

経緯を知る詳しい記事はこちらから

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溝口さんがXでのポストで報告しました。

 

自分が逮捕されたら…なんて怖いことも言っていた溝口さんでしたが、何はともあれ無事に日常をとりもどしたということでしょう。

さて、これで私が感じたことがあります。

まずは政治家はそんなわかりやすい密室での圧力がいまだに通用すると思っていることに驚きました。

あと、ガーシー事件から時が経ちますが立場が強い人がかならずしもいつも勝者にはなりえないということを学んでいないことにも驚いたのです。

 

当初の溝口勇児氏のXのポスト内容

一番最初は2024年2月15日の投稿でした。

 


ということで、当初はかなり熱い戦いになりそうな機運がありましたが、どうやら戦いは「和解」と言う形で終わりました。

基本的には権力等には屈しない姿勢の溝口さんは、この大物政治家からの圧力をものともせず、にファイティングポーズを取り戦う姿勢を鮮明にしました。

そしてXで公表したのです。

本当にこの世に圧力というものが存在するとしたら、溝口さんも何かしらの影響があって、下手すると失脚したり、逮捕されたりということも十分考えられる中での行動でした。

ブレイキングダウンのCOOとしても有名な溝口勇児さんがXである大物政治家より映画のワンシーンのような圧力を受けたと公表したのが2月15日です。

それから約3週間。

この間に大物政治家(本人ではないと思うが)側からフルーツや洋菓子和菓子の菓子折りまでもってきての丁寧な謝罪があり、また戦うことで周りの人間まで傷つけてしまう可能性をきらった溝口さんは、謝罪を受け入れ和解を選択したようです。

大人の対応と言えましょう。

それにしても誰もが知っている大物政治家からの直接の圧力ですから、恐怖さえ覚えるシチュエーション。

誰だったのでしょう。

誰もが知ってる人です。

そして、溝口さん側から録音の許可をとったうえで失言を連発するという中々の大物感。

あの人かあの人かな…。

 

大物政治家が犯している2つの問題点

大物政治家と呼ばれるその方は2つの大きな問題を抱えていたと予想します。

①溝口さんの影響力を知らなかった

②ガーシー事件は自分に関係なかった

 

①溝口さんの影響力を知らなかった

おそらく、この大物政治家は直接溝口さんに圧力をかけたかったというよりは、誰かに頼まれたと考えるのが自然。

だから政治家先生は溝口さんがどれだけの実業家でどれだけの影響力を持っているか知らなかった。

目の前に現れても、この若造が・・・くらいの感覚だったのでしょう。

まさかXでここまでインプレッションがつくとは予想していなかったはず。

大物政治家に溝口さんへの圧力を頼んだ黒幕が一番悪いわけですが、ちょっとみくびっていたのではないかと思いますね。

 

②ガーシー事件は自分に関係なかった

といいながらも、ガーシーの一連の事件を見ていたら、政治家の裏での圧力なんて暴露されたら終わりだと思うはずですけどね。

今回も溝口さんはかなりの証拠をそろえてもっています。

録音データがあるわけですからね。

これ世間に公開されたら政治家生命は終るでしょう。

そして周りの人にもかなりの迷惑がかかります。

それを溝口さんは良しとしませんでした。

ここがガーシーと違う所ですね。

 

ガーシーに暴露されて、世間的にかなり危うくなった人間多数いましたよ。

自分は大丈夫。

俺は大物政治家。

ネットのアンチなんかに負けないし、若造なんて俺の一言で黙らせられる!

なんて思っていたのかもしれません。

 

現代のパワーバランスを知らないのは致命的

今回は溝口勇児さんという若手実業家が、何を気に入らないことをしたかはわかりませんが、誰もが知っている大物政治家に圧力をかけられたが、その後政治家が謝罪し和解したという話でした。

ちょっと前だったら、大物政治家がちょん!とひねりつぶしていたような事案だったかもしれません。

 

でも今はパワーバランスが違います。

弱者でも少数派でも何の権力もない人間もネットという武器を持っています。

すぐに大勢を味方につける方法があります。

 

週刊誌でもXX砲といってスキャンダルを出すとその本が売れようが売れまいが、SNSを介して一気に拡散されていく。

それは嘘でも本当でも関係ない。

世間が面白がればそれでいい。

ちょっとその辺のパワーバランスのとり方は大物になればなるほど気づきにくいことなのかもしれません。

現代において、権力とは何か。

昭和のままで何もかもどうにかなると考えているとしたら、致命的と言わざるをえません。

 

どちらが強者でどちらが弱者?

溝口さんが大物政治家に圧力をかけられたと公表した時。

溝口さんに嫉妬しているかビジネス敵か生理的に嫌いな一般人は「ざまあ」と思ったかもしれません。

その時は弱者が溝口さんで、圧倒的強者は大物政治家という構図です。

そうなると、世間は弱者の味方となります。

もし大物政治家の犯人捜しが始まり、誰かわかり、ネットであることないこと書かれ、その上で溝口氏に録音データでも公開されてしまったら。

政治家生命は終ります。

どちらが強者なのでしょうか。

 

今回幕引きをコントロールしたのは溝口氏です。

私は絶対に自分が正しいし、圧力をかけられた証拠も持っているし、戦いますよ。

と意思表示して、まずいと思った大物政治家が謝罪をした。

それでも溝口氏は暴露しようと思えばできたのに、周りの人には迷惑をかけたくないからと謝罪を受け入れ和解した。

何者でもなかった溝口氏が、圧力をかけてきた大物政治家をTKOしたお話でした。

 

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