アルファベットを口頭で人に伝えようとして苦労する場面って経験ありませんか。
特に電話での伝達の場面でしょうか。
BとDとか、L・M・Nとか、PとTとか
大きい声で言ってもダメですし、視覚的に見れない状況だと口頭だとどうすることもできません。
今の時代はあまりメールアドレスを口頭で伝えるという効率の悪いことをするケースは少ないと思いますが、それでも無くはないですよね。
そんな時にとても便利な方法があります。
この存在を覚えておくと、電話でのコミュニケーションがかなりスムーズになります。
これは私の経験上、かなりつかえる手法です。
ぜひお試しください。
アルファベットをうまく伝える方法
電話でアルファベットをうまく伝える方法としておススメするのが
フォネティックコード
というコードを利用するものです。
フォネティックコードってなに?
って話だと思います。
欧文通話表の中でも北大西洋条約機構が定めた通話表である。
無線通話などにおいて重要な文字・数字の組み合わせを正確に伝達するため、
NATOによってラテン文字の通話規則を定めたもの。
アメリカ海軍とNATO加盟国の海軍の通信が世界規模になったことにより、
この「NATOフォネティックコード」という名前も広く知られるようになったと言われる byウィキペディア
分かりやすく言うと、音声コードです。
Aを伝えるのに「アルファのA」と言った方がAとすぐ伝わりますよね。
無線等の聞き取りづらい環境で、実は大活躍しているコードです。
アメリカ海軍で無線を使ったやりとりなどで使われるコードです。
なんかカッコいいですよね。
大企業やコールセンターでの確認でも使われるコード
このフォネティックコードという言い方自体は知らなかったとしても
仕事中の電話や、コールセンターからの電話でこういうコードのようなものを使われた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
アメリカのA
ブラジルのB
チャイナのC
みたいな感じです。
NATOフォネティックコードとは違って、もっと分かりやすい言葉を使用しています。
企業独自で別のフォネティックコードを制定してるのです。
この、アメリカ、ブラジル、チャイナ・・・のようなコードが割と多く使われているようです。
ちなみにNATO式だと
Aはアルファ
Bはブラボー
Cはチャーリー
と映画で使われそうなオシャレな言葉が並んでいます。
かっこよく決めたい方はNATO式がいいかもしれないですね!
ただ、スペルがわからないものがあったらアウトです。
日本人で本当に確認で使用したい場合はわかりやすい単語がのぞましいです。
以下はNATO式のフォネティックコード表です。
文字 | 単語 | 読み |
A | Alfa | アルファ |
B | Bravo | ブラボー |
C | Charlie | チャーリー |
D | Delta | デルタ |
E | Echo | エコー |
F | Foxtrot | フォックストロット |
G | Golf | ゴルフ |
H | Hotel | ホテル |
I | India | インディア |
J | Juliett | ジュリエット |
K | Kilo | キロ |
L | Lima | リマ |
M | Mike | マイク |
N | November | ノベンバー |
O | Oscar | オスカー |
P | Papa | パパ |
Q | Quebec | ケベック |
R | Romeo | ロメオ |
S | Sierra | シエラ |
T | Tango | タンゴ |
U | Uniform | ユニフォーム |
V | Victor | ビクター |
W | Whiskey | ウイスキー |
X | X-ray | エックスレイ |
Y | Yankee | ヤンキー |
Z | Zulu | ズールー |
自分が使用する上ではコードは自由
さて、実際自分が言葉を伝えたいケースでもこういった音声コードは使用できます。
とはいえ、このコードをなにも正しく完璧に覚える必要はありませんし、無理です!
覚えていなくても、この概念を使用すれば、コードなんて何でもいいのです。
AならアップルとかAmazonとかで全然いいですから。
ようは相手に正しく伝わるかどうかです。
この考え方が出来るだけで、おたがいストレスが無くなるはずです。
自分琉のフォネティックコード
コールセンターで公表している内容とかぶる単語が多いかもしれませんが
私流のフォネティックコードは以下の通りです。
参考にしてみてください。
文字 | 読み |
A | アメリカ |
B | ブラジル |
C | チャイナ |
D | ダブル |
E | エジプト |
F | フォード |
G | ゴルフ |
H | ホテル |
I | インディアン |
J | ジャパン |
K | キング |
L | ロンドン |
M | マイアミ |
N | ニューヨーク |
O | オープン |
P | パリ |
Q | クイーン |
R | ローマ |
S | スクール |
T | 東京 |
U | UFO |
V | ビクトリー |
W | ワイルド |
X | エックス |
Y | Yシャツ |
Z | ズーム |
まとめ
今回は私の経験上、かなりためになった情報をまとめました。
かなり使える内容だと思います。
仕事での電話はもちろんのこと、
家族間でのやり取り、特に親世代にアルファベットを説明するのは意外と苦労する場面はあるでしょう。
BとD、L・M・N、PとT
なんかはホントに伝わりづらいです。
現代の社会で、口頭でメールアドレスを伝える場面は減ってきてはいるかもしれませんが
アルファベットを伝えるケースはあります。
そういう少しでもリスクになりそうな運用は消されていくような社会にはなっていっているし
企業にお勤めの場合はリスクを消していく運用が必要不可欠です。
だからこういう音声コードなんかは使用しないのが本来目指すべきところかもしれません。
でも例えばペーパーレス化が進んでも、必ず紙運用が残るように
このコードも使用されなくなっていっても
この概念っていうのはコミュニケーションをとる上ではかなり大事で
相手に対しても思いやりのある行動になるのではないでしょうか。